田川市の獅子舞

福岡県田川市
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獅子舞の紹介(田川市編)


しらとりじんじゃのししがく
白鳥神社の獅子楽
(猪位金1区・2区)

白鳥神社

5月2日・3日
8月のお盆過ぎの土曜日


 田川市西部の猪位金に鎮座する白鳥神社神幸祭で奉納される獅子舞で、西部で唯一の伎楽系の獅子舞です。飯塚市の綱分から伝えられています。綱分から金田を経由して伝わった岩屋や上伊田西の獅子舞とは形態が違い、獅子舞と稚児舞が別々に行われる綱分の獅子舞の流れを受け継いでいるようです。また、ここから添田の野田に伝わっていったそうです。
2007/5/2取材
2017/5/2再取材
獅子舞 雄獅子 赤い獅子頭
角が1本・エンジの胴幕
雌獅子 緑の獅子頭
角に段がついている
青い胴幕
舞い  1日目は、神輿が神社から出立する際に舞われます。
稚児舞(8分程度)が先に行い、その後で獅子舞(5分程度)が舞われます。
下宮に神輿がお着きになった際、「馬場入り」の舞い(2分程度)の後に獅子舞があり、その後稚児舞があります。
 馬場入りは2頭が並んで緩やかに舞い、曲獅子では動きの激しい舞いになります。
 2日目は、神輿の出立時や神社にお帰りになった時以外に、総代宅・各組長宅・有志宅で獅子・稚児舞を行い、この日だけで20回前後は舞うということです。

自作の6穴の篠笛
道中に奏でる道楽を含めると8種類の曲譜があります。
手拍子 チャコカンと呼んでいます
小太鼓 竹を細長く削ったバチでたたきます。
大太鼓 稚児舞の時は大人が打ち、獅子舞のときは稚児が打っていました。その際、稚児は、躍動感いっぱいに踊るように打っていました。

大太鼓・小太鼓が台と担ぎ棒が一体になっています。とても機能的にできていました。
稚児舞  楽打ちと呼び獅子舞の前で舞います。楽打ちと言うように、獅子舞では大太鼓を打っています。
 舞いは、提灯を持った大人たちが輪になり、その外側を回っていました。とても上下・左右の動きに躍動感があり、小学生の子どもたちも一生懸命に踊っていました。大太鼓は大人が打っていましたが、最後は稚児が打って締めくくっていました。
 

 
 夜の神幸祭で日が暮れてから祭典が始まります。神輿がお通りになる道筋の家々の軒につり下げられた提灯や獅子の関係者が持っている提灯が夜の祭の雰囲気を感じさせてくれました。獅子が神社から下宮に向かう道すがら、各所でお囃子を奏でていました。


 二日目の舞いは一日に朝から20回前後舞うと聞いてその多さに驚きました。最後の舞いは、神輿が神社にお帰りになる夜になってからです。

 神輿は1基で1台の提灯山笠が同行していました。
 
幻想的な夜の祭典にとっても感激しました。
 


祭フォト・ギャラリー

(2017年取材)


 位登八幡神社と同様に猪位金地区では夜の神幸祭です。日が暮れて、白鳥神社の社殿では神事の祭典が行われています。その後、神輿への御霊移しが行われます。

 神輿の出立の前に獅子の奉納があります。10年前に取材したときは、獅子舞の前に稚児舞が奉納されていました。今回、稚児は、太鼓を打っています。話を聞くと昨年から、子どもたちが少なくなり、稚児舞ができなくなったとのことでした。とても残念です。是非、復活することを願いたいです。


軽快なお囃子に乗せて、軽やかな動きの獅子の舞でした





 獅子の奉納の後、神輿が巡幸します。神輿の後には、幻想的な提灯山笠が同行します。夜の神幸祭ならではの光景です。




(2007年取材)








 







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