上伊田西の獅子楽

福岡県田川市
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練習風景 その2 (4月)

平成23 川渡り神幸祭に向けた活動を順次紹介していきます

(注) このサイトでは未成年者の氏名はイニシャルで表しています


2回目の合同練習(2011.4.24追加)

5月17日に今年、初めて獅子と稚児舞の合同練習がありました。
今日(24日)は2回目の合同練習です。



公民館に続々、小学生(稚児)たちが集まってきます。
今年は7名の稚児の新人が仲間になりました。
実は、稚児の練習は、獅子や楽よりも早く始まります。
この頃はすでに、舞の所作などは覚えていて、細かな調整段階になっています。
獅子や楽の方がまだできていない!子どもたち恐るべし!!


稚児たちに負けてられないと、この日は集合時間前から太鼓や笛を各自で練習しています。


獅子も特訓中!



稚児と合流して本番の体型で練習開始!


やはり稚児たちは、舞の所作を覚えていました。
この日は風が強くて、肌寒い一日でした。

正面から風の風が強く、笛の人たちは、音を出すのに苦労しました。
正面からの風は、音が鳴りにくいのでとてもやっかいです。


 
 大きな小学生?が二人。実はこの二人は福岡県立大学の学生さんです。数年前から県立大学の学生さんが、ボランティアで本会に協力していただいています。今日は矢中くん、岩崎さんの2名が駆けつけてくれました。稚児のお世話をするつもりできていたのでしょうが、この日は数名の欠席者がいました。こんな時は、指導者や稚児を卒業した笛部員や太鼓部部員がかり出されます。そのため二人もピンチヒッターで小学生に混じって、初めての舞をすることになりました。そばで見ていた稚児の指導者の山口さん曰く「初めてにしてはすばらしい舞です。いつ小学生になっても大丈夫・・・?」すばらしい笑顔で稚児たちと一緒に舞いました。その笑顔は稚児たちにもよいお手本となりました。


学生さんには負けられない?ベテラン(原さん)と超ベテラン(木村さん)による舞。
「木村さん大丈夫?」周りからは心配する声が・・・。
でも、頭の動きや足の運びなど熟練の技が、若い子たちの参考になったようです。

 神幸祭まで、あと一ヶ月を切りました。獅子や楽の完成度はまだまだですが、急ピッチで調整をしていきます。5月1日は公開練習です。


獅子の練習に熱がこもってきました(2011.4.24追加)


 4月に入り、練習にも熱がこもってきました。 本会実行委員長の木村さんも、獅子頭の振り方の技を高校生に身振り手振りで教えていました。若い子たちが、昔から続いた伝統を引き継いで行っていることは、地域住民としてうれしいことです。
 
  獅子頭は、ベテランと中堅の舞手で練習です。後ろ足は若手の舞手で足使いや移動のタイミングや動き方を学んでいます。初代女性の舞手が、二代目女性の舞手にアドバイスを送ります。中学生から獅子を始めた舞手たちは、学生や社会人の立場になって指導者へ育っていっています。




上伊田西地区獅子楽保存会