1日目 5月18日(土)
(注) 本会HPの規定により未成年者の名前はイニシャルで表記し、写真は処理をしています。
今年も暑い初夏、「川渡り神幸祭」がおこなわれました。私たちの保存会のメンバーには、稚児たち(小学生・就学前児)がいるので、熱中症には気を遣います。
もちろん暑い中、胴膜に入って舞う、獅子の舞い手たちは暑さとの戦いでもあるのです。
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昨年、奉納が終わっての帰り道、荷物を載せる台車の車軸が壊れました。
そのため今年は、台車を新調しました。 |
地元の稲荷神社でお立ちの舞をします。獅子頭を神さまの前に据えます。
獅子楽の奉納の前に、「がんばるそ!」 「オー」気合いが入りますね。 |
稲荷神社での奉納が終わって、いったん公民館に戻りました。そこで休憩をして、風治八幡宮に向かいます。ことしも暑さの対策が大変。途中で水分補給の時間を確保します。 |
途中、今年も。河川敷に向かう前に地域内を巡っている白鳥神社の御神輿とすれ違いました。
白鳥神社の御神輿の1日目の移動教理は、約8kmです。このあたりでは、まだ半分の距離もありません。私たちも威勢のいいお囃子を演奏して御神輿をかく方々にエールを送ります。
でも、すれ違う場所が、いつもと違う。公民館側に近い場所でした。水分補給のための時間等で移動予定時間が遅れているようです。 |
JR田川伊田駅舎前を通過
風治八幡宮に到着しました。 神社についてからは、昼食の時間です。風治八幡宮境内での奉納に向けて、鋭気を蓄えます。 |
奉納前の昼食を境内でいただきます。
女性の会の方々がお手伝い頂きました。
風治八幡宮の社殿では、神幸祭の祭典が行われています。巫女さんの舞も行われています。 |
祭典が終わり、ご神体が御神輿に移されました。渡御の安全を願って奉納が始まります。 |
伝統芸能を後世に伝えることは、現在において苦労を伴います。そのため、田川市内でも稚児舞が消滅したり、人材集めに苦労したりしています。私たちの獅子楽もかつては笛の吹き手が3人まで減った時期がありました。中学生からの育成や稚児のお母さんたちの協力により、現在では20名あまりまで増えています。笛はほとんどが女性です。獅子の舞い手も女性が活躍しています。女性のパワーが伝統を救っています。 |
稚児の背につけられている五色の布、戦後の復活の時に6色になっていました。コロナ禍後の復活した昨年から、元の五色に変更しています。 |
次のアップをお待ちください。
つづく
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