上伊田西の獅子楽

福岡県田川市


1日目  5月19日(土)

風治八幡宮から河川敷まで

(注) 本会HPの規定により未成年者の名前はイニシャルで表記し、写真は処理をしています。
 
 公民館で食事・休憩の後は、風治八幡宮に向けて出発します。隊列が長いので、車の誘導をする係も事故が起きないように、気を使って大変です。


 公民館を出てすぐ、坂道で白鳥神社の御神輿とすれ違います。数年前から、白鳥神社の御神輿は、上伊田西地区を巡幸するようになりました。すれ違いざま、私たちも威勢のいいお囃子に切り替えて歓迎をします。 


 
白鳥神社の御神輿は、河川敷まで、8kmの道のりを担いでいます。
神様も歓迎と担ぎ手の労をねぎらって、笛・太鼓で歓迎です。



  しばらく歩くと田川伊田駅前を通過します。風治八幡宮までは、目と鼻の先です。


風治八幡宮の境内に到着。
ここでしばらく休憩です。


 
今年も外国人が境内にいました。最近、国際色豊かになっています。
頭をカプッと国際親善!
(HPへの掲載はお二人とも確認済み)


まもなく神輿に御神体が遷されるようです。
横からの写真は失礼と思い、後ろから撮らせていただきました。


 
  獅子がつなぐ命。親子(右)と親子3代(左) 写真左の女性は、本獅子楽初の女性の舞手として名が残っています。その後、後輩たちが現れ、現在では、獅子頭を持つ女性も活躍するようになりました。


  風治八幡宮の境内での奉納です。神様の安全な渡御をお祈りして、獅子と稚児が舞います。 


  稚児たちも多くの人に見守られて、ちょっと緊張しているかな?。
 

神様の安全を祈願して、それに、神輿の担ぎ手にエネルギー与えられるように、一生懸命に奉納します。


  笛部員の半分以上が女性を占めています。今、伝統芸能は女性たちの力によって、支えられているのかも。 
 






 獅子舞は、神様の安全とともに、無病息災・子孫繁栄を祈願しています。そして、稚児たちの舞は、五穀豊穣の願いが込められています。
 

  昨年から、幣の色を「白」にしました。黒を基調とした衣装に、鮮やかな五色の布との組み合わせは、神聖な雰囲気を醸しだしてます。 と、私たちは思っています。(*^ー゚) 
 


  獅子楽の奉納が終わり、御神輿が境内から出立されます。ご神幸の始まりです。 



  私たちは、次の奉納場所へ。御神輿が氏子地域内での行幸を行っている間に、先回りをします。



  河川敷に到着。この時間は、河川敷の周辺にはまだ見物客は少ないようです。 


  川渡り神事の時間が近づくと徐々に見物客が増えてきています。小学生や中学生は、この間は、河川敷を飛び回っています。そろそろ時間ですよ! 




  二体の御神輿が河川敷に到着しました。御神輿の前で、川渡りの安全を祈願しての奉納です。ここでは、二つある舞のうち、成人した獅子の様子を表した「舞」の奉納です。 


  山笠も、神輿に続いて、続々と河川敷に集まってきています。 




  河川敷での奉納行事が終わりました。いよいよ、二体の御神輿を先頭に、11台の山笠が続きます。川渡り神事の始まりです。 

 川渡り神事の間、私たちは、御旅所に先回り。そこで神輿の到着を待ちます。 


  御旅所へ行く途中、川端町地区の山笠が、私たちが通り過ぎるのを待っていてくれました。ありがとうございます。安全な川渡りを祈っています。御旅所で会いましょう!
 



つづく


上伊田西地区獅子楽保存会