上伊田西の獅子楽

福岡県田川市


1日目  5月19日(土)

準備 〜 風治八幡宮まで

(注) 本会HPの規定により未成年者の名前はイニシャルで表記し、写真は処理をしています。
 
 前日の風雨。神幸祭での天気が心配されました。雨が降れば稚児舞は中止になり、獅子舞のみとなります。前日の準備のときの話題でした。
 心配しながら朝、目を覚ましてみると雨は上がっています。




 公民館の広場は、早朝には、まだ水たまりが残っていました。空には雲が広がりどんよりとしていますが、雨は落ちそうにありません。ひとまず、ホッとした朝でした。 
 

台車に乗せられるのを待つ、大切な道具たち。

台車が組み立てられ、道具たちもきれいに積まれました。


  同時に 「女性の会」によるお弁当づくりも始まっています。毎年、朝早くから、そして前日からの仕込みなどご協力いただいています。今年も150食のお弁当づくりです。ほんとうに感謝です。



 テーブルに並べられた大量のお弁当は迫力がありますね。


毎年のように、いつもの道を通って稲荷神社に向かいます。


集合時間までに稲荷神社の掃除や紅白幕を飾り付けます。

稲荷神社の掃除や準備が終わり、集合時間まで時間があります。
それぞれ帰宅して、再び集合です。


  今年、おそろいのTシャツを作りました。白と黒の2種類です。法被に書かれた「獅子」の文字をモチーフに印鑑風の赤い文字で「上伊田西」と入っています。
 白い方は、法被の下に着るためのものです。黒い方は、法被を着ないときでも、連帯感が生まれるようにとの願いも込められています。

 集合時間が近づき、部員たちも稲荷神社に集まってきました。
境内の大きなクスノキが出迎えてくれます。




  さあ、神幸祭の始まりです。まず、稲荷神社でのお立ちの獅子舞です。全員で神社にお参りをして、奉納します。 



  奉納が始まりました。いつもは素朴な雰囲気が漂う稲荷神社の境内は、神幸祭の時は、華やかなお囃子と伴に、色とりどりの稚児たちが舞い、力強い獅子が舞います。
 いつもとは違った空気感です。観客はほとんどが地域の方々。「ここでの舞いが好き」と言う部員もいます。
 
今年も、気合いが入っているよ!



  部員には、親子で実技者という方々がいます。片桐実行委員長兼太鼓部長と笛の片桐さん親子もその内の一組です。家庭だけではなく、地域の伝統芸能でも同士として活動できることは、すばらしいことだと思います。 
 



この角度からの写真は、条件によっては、きれいなハート型になるときがあります。
来年、狙ってみては?うまく撮れると御利益があるかも (*^O^*)




  昨年から、稚児が持つ房の色を神聖な白にしました。境内の緑と白のコントラストが絶妙です。
 

  稲荷神社での奉納の後、公民館に立ち寄ります。そこで、女性の会に作っていただいたお弁当を食べました。各場所から「おいしい!」との声が聞かれました。 
 
次は、風治八幡宮での奉納です。




つづく


上伊田西地区獅子楽保存会