1日目 5月20日(土) その2
風治八幡宮 〜 御旅所まで
(注) 本会HPの規定により未成年者の名前はイニシャルで表記し、写真は処理をしています。
風治八幡宮での奉納が始まります。風治八幡宮境内での奉納が私たちにとって、最高の場所。自ずと気合いが入ります。 |
神幸祭とは、神様が宿ったご神体を神輿に移して、氏子の地域や御旅所に渡御する祭礼です。二日間に渡って、神社から御旅所への渡御(とぎょ)、御旅所から神社への還御(かんぎょ)の間、神様の安全を祈って、獅子が奉納されます。そして、およそ200年前の天明の飢饉以後加わった稚児舞は、地域の五穀豊穣を祈るため、なくてはならない存在です。
神様の安全及び五穀豊穣・氏子の無病息災を祈って舞が始まります。 |
私たちの獅子は雄が赤い胴幕、雌が青い胴幕となっています。そのため、男性は赤(エンジ)の法被、女性は、青い法被を着ます。ずらっと並んだ笛の部員を見ていると青い法被が大勢を占めています。本会笛部は女性のパワーで成り立っています。でも、少人数でもおじさんたちも負けてませんよ。 |
稚児たちの舞は、神輿の担ぎ手たちの力になると聞きました。担ぎ手からの声かけに、稚児も思わずにっこり。(^_^) |
稚児舞は、五穀豊穣祈りが込められていると伝えられています。この所作は、5人1組で稲穂の形に並び俵担ぎをしています。現在の芸態は、福智町の稲荷神社の獅子楽から伝わっていますが、この所作は、本会独特のものです。飢饉の後、五穀豊穣の願いが強く込められているのかもしれません。 |
獅子は、無垢の木でできた重い獅子頭を振りながら、曲で8分、舞で13分程度降り続けます。後半は、かなり体力を消費していますが、毎年、最後までしっかりと舞っています。 |
獅子の奉納が終わると、神輿が動き始めます。
風治八幡宮での奉納が終わり、川渡り神事が行われる河川敷に移動していきます。宮の前には、付近を練り歩いている神輿のお供をするため山笠が集合しています。 |
神輿が河川敷に近づいてきました。
まもなく奉納です。
川渡り神事の安全を祈っての奉納です。河川敷周辺には見学の人たちが集まってきています。 |
山笠も河川敷にやってきました。
私たちは、御旅所に先回りです。
御旅所に到着しました。川渡り神事の間は、私たちは休憩時間になります。稚児たちは出店巡りです。 |
河川敷では河川敷では、川渡り神事の真っ最中です。山笠が川の中で、威勢のいいガブリを披露していました。 |
11台の山笠が、すべて川に入るのを見届けると、神輿は、川から上がってきます。
まず、風治八幡宮の神輿が御旅所に到着されました。
続いて、白鳥神社の御神輿が到着されました。
神輿が無事に渡御されました。お祝いの獅子楽が奉納されます。 |
御旅所では、風治八幡宮の神輿と白鳥神社の御神輿の担ぎ手が、獅子楽の奉納を見届けます。大人数の担ぎ手たちに、稚児たちも緊張しています。 |
御旅所に山笠が集まってくる合間を縫って、帰路に向かいます。
1日が終わりました。明日もがんばりましょうと声をかけて解散です。 |
つづく
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