上伊田西の獅子楽

福岡県田川市


1日目  5月21日(土)

準備 〜 稲荷神社のお立ちまで

(注) 本会HPの規定により未成年者の名前はイニシャルで表記し、写真は処理をしています。
 
 「博多どんたく」が今月の3日から行われましたが、1日目のパレードは悪天候のため中止となりました。実は、「どんたく」で雨が降れば川渡り神幸祭でも雨が降るというジンクスがあります。今年の土日はどうなるか、役員たちは心配をしていました。いくら雨が降っても獅子の奉納の中止はありません。でも、稚児舞は子どもたちの健康を考えて中止にする場合があります。その判断が頭を悩ませます。昨年は、雨のため地元、稲荷神社でのお立ちは獅子のみで行いました。 そして、今年はどうなるか。
 でも、今年は、予想外の晴天に恵まれました。が、気温が高い! 30℃近くなると天気予報での予想。雨の心配が一転して暑さ対策に追われることになりました。


  今年も「女性の会」に協力いただき、お弁当を作っていただきました。役員や部員が集合する時間の前から公民館にあつまりお弁当づくりを始めていました。
 今年も150食をこえるお弁当を作っていただきました。しかも手作り弁当です。朝早くからありがとうございます。
 

 
朝8時30分、毎年恒例の道具を運ぶ台車を組み立てます。
この台車には、大太鼓や稚児の房、予備の笛など舞に必要な道具を入れています。
組み立て終わって地元稲荷神社に運んでいきます。


 
稚児たちも準備のお手伝い。保存会の登りを持って稲荷神社に向かいます。
集合時間が近づき、部員や役員、近所の方々が集まってきました。


お社の前に鎮座する獅子頭

稲荷神社に集合!事務局長から諸注意がありました。
この日は、中高生や学生は体育行事や部活の試合、研修などが重なっていました。
そのため笛の部員が6名参加できませんでした。


 全員でお参りして祭の始まりです。

 地元、稲荷神社での奉納、地元からのお立ちの舞いです。



静かな住宅地に鎮座する稲荷神社。
ここでの舞は、素朴な中にもキリッとした雰囲気が漂います。



稚児たちも一所懸命に舞っていました。



  稲荷神社に車いすに乗ったおじいさんが見ていました。聞くところによると、お隣の桐ヶ丘にお住まいの永井さんで、104歳だそうです。獅子頭で頭をかむと、縁起がいいと喜んでいただきました。来年も元気で、見に来てください。
 
稲荷神社での奉納を終え、隊列を組んで公民館に戻ってきます。




先頭はすでに公民館の広場に到着しています。
50mを越える隊列になっているようです。



つづく


上伊田西地区獅子楽保存会