上伊田西の獅子楽

福岡県田川市


2日目 御旅所からお着きの舞いまで  5月20日(日)
   
  神輿のお上りの出発が近づきました。今日も無事、川渡り神事が行われることそして五穀豊穣・無病息災を願って、奉納します。

奉納の時間が近づき獅子の舞手たちも表情が緊張してきています。
舞いは、「曲」と「舞」という2種類あります。
最初に「曲」の舞いを、次に「舞」の舞いを奉納します。
「曲」は若手が、「舞」は中堅からベテランが担当します。


楽(笛・太鼓)もここ数年増えてきました。特に女の子の活躍がめざましい。
えんじ色の法被(ぱっぴ)は男性、青色の法被(はっぴ)が女性です。
こうしてみると青い法被が目立ちますね。

さあ! 奉納の時間になりました。


2基の神輿と11台の山傘が見守る中、力一杯、全力で舞います。



  奉納が終わり、御旅所を後にします。
風冶八幡宮で、御神輿がお戻りになるのを待ちます。

 風冶八幡宮でちょっと遅い昼食です。

華やかな川渡り神事の真っ最中に私たちは、まったりとして時間を過ごしています。

福岡県立大学の学生ボランティアのみなさんです。
  学生のみなさん法被(はっぴ)が似合っていますね。
 獅子楽にお手伝いいただいている方々にも法被を来ていただいていますが、大きく二つの着こなしがあります。楽(笛・太鼓)の奉納に直接関係する部員は、ズボンは白、そして白のたびに雪駄(せった)を履いています。お手伝いの方は、普通のズボンにクツを履いています。
 ただし、獅子の舞手は、法被でなく上下のタッツキを着ています。


     
御神輿がお戻りになるまで、かなり時間がありますので、稚児たちにとっては楽しい自由時間です。
例年、地元の伊田小学校の児童のみなさんがゴミ箱を作っています。
今年も各場所に置かれていました。このゴミ箱ができて、ゴミのポイ捨てが少なくなった気がします。


彦山川では川渡り神事が行われています。




  少子高齢化で、獅子の舞手が不足しています。
 この日のために岡山や山口、そして広島の遠方から駆けつけてくれています。休憩時間を利用して、帰りの切符を買う二人の大学生がいました。二人とも、、次の日の授業のため、2日目が終わったら、すぐに列車に乗って帰るそうです。この若者たちの獅子に対する情熱と誇りは、中高生の後輩たちに伝わると思います。

   
出店の前では多くの稚児や中高生たちが出没しています。



  川を上がって、新橋の端では、風冶八幡宮の神輿と白鳥神社の神輿が向かい合わせになり、それぞれの労をいたわります。双方の担ぎ手の手締めの後、同時に神輿を担ぎ上げ、双方、反転して、それぞれ宮と神社にお戻りにあります。神幸祭の見所のひとつです。


  
神輿がお戻りになるまでのいつもの境内の風景です。
稚児たちは、元気よく、駆け回ります。
でも、大人たちはケガを心配しています。



川を上がった神輿や山笠はそれぞれの地区に戻っていきます。今年、最後のがぶりの披露です。

風冶八幡宮の御神輿が境内にお戻りになりました。

無事お着きになったことを祝って「お着きの舞い」の奉納です。

今年は、神輿の担ぎ手の方々から、稚児にかけ声や声援をたくさん送っていただきました。
その声を聞いた稚児たちは、とてもいい笑顔で舞っている姿が印象的でした。





獅子楽も手締めをして今年度の神幸祭での奉納を終えます。
獅子楽に携わっていただいたみなさん。
協力や助言をいただいたみなさん。
応援していただいたみなさん。
ありがとうございました。




上伊田西地区獅子楽保存会