上伊田西地区獅子楽保存会

福岡県田川市



第1回TAGAWAコールマイン・フェスティバル(炭坑節まつり)への参加


 11月4日(土)に第1回TAGAWAコールマイン・フェスティバルにて、伝統芸能披露のひとつとして本獅子楽保存会も参加しました。


会場に到着しました。
後ろに見えるのは、炭坑節発祥の地・田川としての景観を残す伊田竪坑櫓(たてこうやぐら)です。


笛・太鼓に3名の大人が加わった以外は、14名の中・高生たちで舞を披露しました。


舞が終わった後、会場から大きな拍手をいただきました。


伝統芸能を披露した他の団体の紹介

伊加利人形芝居保存会
(いかりにんぎょうしばいほぞんかい)


「三人遣い」の人形で、まるで生きているかのように人形が動いていました。

江戸末期、伊加利村に悪い病気がはやり村の鎮守神岩亀八幡の末社である宇賀社に疫病終息の祈願を行ったところ、弁財天(べんざいてん)が現れ、「子どもの喜ぶ人形芝居を奉納せよ」と告げたといいます。こうして慶応元年(1865年)から毎年正月初巳の日に人形芝居を奉納、村のある限り「万年願」として、今日までつづけられています。
(田川市ホームページより引用)



位登八幡神社獅子保存会
(いとはちまんじんじゃししほぞんかい)


太鼓・笛・鉦を先頭に厳かに入場しました。
 
本獅子楽の技楽系とは違い「祓い獅子」の系統で動きは静かですが、威厳と荘厳を兼ね備えた舞です。
「位登の獅子舞」は、田川地域における祓い獅子系統のルーツと考えられる古式豊かな獅子舞で、民俗芸能として貴重な文化財です。
(田川市ホームページより引用)


春日神社岩戸神楽保存会
(かすがじんじゃいわとかぐらほぞんかい)


先駆之舞」

「岩戸開之舞」

福岡県無形民俗文化財で春日神社に伝わる神楽。人間が用意したまつりの座に神が姿を現し、人々と膳をともにし、楽しむという神降りの芸能で、江戸時代には、五穀豊穣(ごこくほうじょう)や雨乞いの祈祷(きとう)として、明治から昭和にかけての石炭産業隆盛期には、産業の発展や安全祈願に盛んに舞われていたものです。春日神社岩戸神楽保存会によって、5月の神幸祭、8月の夏越祭(なごしさい)、10月の神待祭(かんまちさい)に奉納されています。
(田川市ホームページより引用)

4団体の伝統民俗芸能の披露が終わりました。


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本ホームページへの記載を許可していただいた各保存会の皆様に感謝いたします。